建築事業部
第2話

リゾートホテルの空気感を家に持ってくるために

 

――リゾート住宅の魅力について教えてください。

 

空気感のようなものがあるということですね。例えばバルコニーとつながったリビングですと、外から吹いてくる風の心地よさを感じることができる。そういうリゾートの空気感をまとった空間が自分の家になるって、とてもいいなと思うんです。
あとはリビングとバルコニーの壁を同じ素材でつくったりすることで、中と外の境がわからなくなり、都内の敷地であっても、心地いい空気感を生み出すことができます。リゾート住宅ならではの魅力なのかなと思いますね。

 

――そういったノウハウは社内でどのように共有されているんですか?

 

カジャデザインはまだ8年目のベンチャーです。新卒は去年初めて入りましたが、あとはみんな中途で、それぞれにバックボーンがあって。そんな中で、うちの代表がスタート時点から掲げている「リゾートホテルの空気感を家に持ってきたい」という思いに共感し、入社しているんです。本物の素材をふんだんに使って家づくりができるというところにも魅力を感じていて、「こうしたら石がもっと格好良くなるんじゃないか」といった議論をできているのが、ノウハウの共有になっていますね。
うちの会社では、営業が”プロデューサー”と呼ばれていて。外部の設計士と組むこともあるのですが、オリジナルでつくっていただいたものに対してプロデューサーがカジャデザインらしさを組み込んでいったりします。とっても優秀な人ばかりなので、私もアドバイスをもらいながら、スキルアップができていますね。
口を出す人が多いんですよ(笑)
プロデュースしてくれる、ということです。それでだんだんとカジャデザインらしさが身についてくるんです。

 

――石などの特殊な素材に関する知識はもともとあったんですか?

 

うちで輸入している天然石って、表情がありすぎて、柄も色味もまったく違うものを組み合わせてご提案するんですね。インドネシアではそれがナチュラルなスタイルですので。なので、インドネシアの職人さんに指導していただいたりというのは早い段階からやっていますね。
インドネシアの石って、ひとつ一つの大きさがバラバラで。でも、そのバラバラの石を貼っていくと、厚みや目地の大きさの差が自然な風合いを生み出してくれる。そういう自然らしさをつくることができるのが強みです。
外部の建築家の先生からお問い合わせいただくこともあって。設計した家を工事できる工務店がなかったりするんですよ。でも、カジャデザインではほぼ100%どのプロジェクトでも石を使っていて、ノウハウがあるので、その図面通りにつくることができます。「他にない」という自負がありますね。

 

――ちなみに今までで印象に残ってる物件はありますか?

 

全部思い入れがあります。どの物件でも、始めと終わりには関わりますので、すべてが思い出深いんですよね。小林さんは?
ちょっと話が逸れちゃうんですが、昔上司に言われたことがあって。設計っていうのは二通りあると。ひとつはお客様の要望とはぜんぜん違う方向性なんだけど、「こういう考え方もあるんだ」っていうもの。もうひとつは、お客様の要望の延長線にあるもの。私の設計は後者なんです。なので、お客様の要望をぜんぶ取り入れながらつくりあげられたひとつ一つのお家に、深い思い入れがあります。
職種によって細かい思い入れのポイントは違っても、みんなすべての家に等しく思い入れがある、ということなんですね。

<第3話につづきます>

  • 建築事業部 - 第1話
    「なんで私のこと
    わかるんですか!?」
  • 建築事業部 - 第2話
    リゾートホテルの
    空気感を
    家に持ってくるために
  • 建築事業部 - 第3話
    やりたいことがあれば
    手をあげてみる
  • 私たちと一緒に働きませんか?

    土木事業部、インテリア事業部、建築事業部へのご応募はこちらから。
    社員一同、あなたからのご応募を心よりお待ちしています。