インテリア事業部
第1話
好きを仕事にするということ
ここでは、各事業部メンバーにインタビュアーが話を聞きながら、座談会形式で仕事のことを語ってもらいます。インテリア事業部編では、吉祥寺店の店長とスタッフ、調布店のスタッフに、家具と雑貨を販売する日々について聞いていきます。
――まずは、自己紹介とそれぞれの他己紹介をお願いします。
- 僕は調布店でスタッフをしています。調布店には倉庫と販売の機能があるので、インドネシアから届いた家具のメンテナンスをしたり、お客様の接客を担当したりするのがメインの仕事です。今年になってからはSNSでの情報発信もはじめました。
- 彼、調子のいいことを言うのがうまいんですよ。
- 「このタイミングでこれ言われたら嬉しい」っていうところをピンポイントでついてくる。
- それは…接客に活かしてます(笑)
- あとは吸収が早くて、「もうこれやらせちゃうの!?」っていうようなことも任せたりとか。うちの場合、取り扱うものが雑貨からはじまって、小さな家具、大きな家具ときて、ゆくゆくは専門的な知識が必要な商品のトータルコーディネートまでやるんです。
- 家具だけじゃなくて、自分のことを気に入ってもらえるように心がけながら、いろいろやらせていただいています。はい、じゃあ次、中村!
- 私は吉祥寺店での販売と、SNSのアシスタントをしています。商店街の人とのコミュニケーションを取ったりもしていて、懇親会であったり、異業種交流会に参加して、街とのつながりをつくれるように頑張っています。
- この子は、とにかく若い!あとずっとしゃべってる(笑)
- 同期が2人いて、めっちゃくだらないことで盛り上がってます。人が噛んだことをずっといじり続けるとか、お互いにツッコミあうとか。そういうのを友達感覚で毎日やってます。
- 人のつくったものを紹介する仕事なので、おしゃべりが好きっていうのはとても大切ですね。では榎本さん、どうぞ。
- 私は本店の吉祥寺店で販売をしながら、店長として監督業務をしています。6人販売員がいて、4人は入社して1年以下くらいの子なのですが、細かいことは任せつつ、お店が回るように全体を見ています。お母さんみたいな立場ですね。
- まさにお母さん。
- いやいや、お姉ちゃんです!
- ほら、彼こういうところあるんですよ。調子がいい(笑)
――みなさんがこの仕事を選んだ理由ってなんですか?
- 僕は前職で服関係の仕事をしていたんですが、もともと人の生活に携わることがしたくて。服からもう少し視野を広げた時に、「住む」っていうところに興味が湧いて、この仕事をしようと決めました。KAJAを知ったのは山形に旅行している時だったんですが…
- 山形!?
- 自分探しの旅に出ていた時期だったんです。山形のホテルでネットをしていたら、KAJAのことを知って、日本でつくった家具を売るのではなく、インドネシアの職人がつくった家具を売るっていうのが面白いなと。
- 私は、北海道でBtoBの仕事をしていたんですが、人の生活に直接触れられる仕事がしたくて。アジアンテイストやエスニック系のインテリアが好きだったのもあって、ここで働きたいなと思いました。BtoBだと成果がわかるのに時間がかかるけど、インテリアショップだとすぐにお客様の反応がわかったり、生活の変化がわかるのがいいですね。
- 私はもともと子どもが好きで、保育士をしていました。でも1年くらいで体を壊してしまって、辞めることになり、何しようかなと。インテリアショップ巡りが好きだったので、実家の近くのインテリアショップで働くことになったのですが、1年くらいで潰れてしまって…。その後いろいろあって、KAJAのことを知り、建築学科出身でもなくデザインの知識もないけど、正社員を募集していたので、連絡を取って入社しました。
- KAJAのサイトにある「リゾートのように暮らそう。」というキャッチコピーに惹かれたのもありますね。リゾートって遠い世界の話だと思ってたけど、だからこそイメージが大きく膨らみました。
<第2話につづきます>